スマホdeほけん編集部監修者
ファイナンシャルプランナー
保有資格
AFP・2級FP技能士
専門分野・得意分野
生命保険・社会保障・金融全般に精通。保険業界での実務経験をもとに、ユーザー目線で正確かつ中立的な情報発信を行っています。
タトゥーを入れている方の中には、「医療保険に加入できないのでは?」と不安を感じている方も多いのではないでしょうか。実際、保険会社によって審査基準は異なり、タトゥーの有無だけで一律に加入を断られるわけではありません。近年では、ファッションとしてタトゥーを入れる方も増えており、保険業界でもその実態に合わせた対応が進んでいます。
この記事では、タトゥーがある方が医療保険に加入する際の審査基準や、告知のポイント、加入しやすい保険商品について詳しく解説します。医療保険への加入を検討している方や、すでにタトゥーがあって保険加入を諦めていた方にとって、具体的な選択肢と対策がわかる内容となっています。この記事では、保険のプロであるFPの視点から、安心して保険加入を進めるための情報をお届けします。
この記事を読んでわかること
-
タトゥーがある方の医療保険加入における審査基準と告知の必要性
-
保険会社ごとの対応の違いと加入しやすい保険商品の選び方
-
告知書の書き方と加入後のトラブルを避けるための具体的な対策
タトゥーがあると医療保険に入れないって本当?
結論から言うと、タトゥーがあるだけで医療保険に絶対に加入できないわけではありません。保険会社によって審査基準は異なり、タトゥーの有無を重視しない会社も存在します。
ただし、タトゥーに関連する健康リスクを保険会社が懸念する場合があるため、告知書への正確な記入が求められます。特に、感染症のリスクやタトゥーを入れた時期、施術環境などが審査のポイントとなることがあります。
なぜタトゥーが医療保険の審査に影響するのか
保険会社がタトゥーを審査項目として考慮する背景には、いくつかの理由があります。ここでは、保険会社が重視するポイントを詳しく見ていきましょう。
理解しておくことで、告知の際にどのような情報を伝えるべきかが明確になります。
タトゥーが審査に影響する理由
1. 感染症リスクの懸念
タトゥーの施術時に使用される針が適切に滅菌されていない場合、肝炎やHIVなどの感染症リスクがあると保険会社は考えます。特に、施術から一定期間が経過していない場合は、潜伏期間中の可能性も考慮されます。
そのため、施術を受けた場所が医療機関か、それとも民間のタトゥースタジオかといった情報が重要になることがあります。
2. 反社会的勢力との関連性の確認
日本では、タトゥーが反社会的勢力との関連を疑われることがあります。保険会社は、契約者が反社会的勢力と関係がないことを確認する義務があるため、タトゥーの有無を確認する場合があります。
ファッションタトゥーであることを明確に伝えることで、この点はクリアできることが多いです。
3. 施術時の衛生管理状況
タトゥーを入れた場所が衛生管理の行き届いた環境であったかどうかも、審査のポイントになります。医療機関で施術を受けた場合は、衛生面でのリスクが低いと判断されやすい傾向があります。
逆に、海外の施術環境が不明な場所で入れた場合は、より詳しい説明が求められることがあります。
4. タトゥーの範囲とサイズ
タトゥーが体の広範囲に及ぶ場合や、大きなサイズである場合、保険会社はより慎重に審査を行う傾向があります。小さなワンポイントタトゥーであれば、審査への影響は少ないことが多いです。
タトゥーの範囲や個数を正確に伝えることで、スムーズな審査につながります。
5. 施術を受けた時期
タトゥーを入れてからの経過期間も重要な要素です。施術から数年以上経過しており、健康上の問題が起きていない場合は、リスクが低いと判断されることが多いです。
逆に、最近施術を受けた場合は、感染症の潜伏期間を考慮して、一定期間の経過観察が必要とされることがあります。
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タトゥーがある方が医療保険に加入する方法
タトゥーがあっても医療保険に加入する方法はいくつかあります。ここでは、具体的な加入手順と、審査を通過しやすくするためのポイントについて解説します。
自分の状況に合った方法を選ぶことで、スムーズに保険加入を実現できます。
ポイント
タトゥーがある場合でも、告知内容を正確に伝え、適切な保険会社を選ぶことで加入の可能性は高まります。
1. 告知書に正確に記入する
医療保険の申込時には、告知書にタトゥーの有無を正確に記入することが重要です。タトゥーを隠して加入した場合、後に発覚すると告知義務違反となり、保険金が支払われない可能性があります。
施術を受けた時期、場所、サイズなどを具体的に記入することで、保険会社も適切な判断ができます。
2. タトゥーに寛容な保険会社を選ぶ
保険会社によって、タトゥーに対する審査基準は大きく異なります。外資系の保険会社やネット系の保険会社の中には、タトゥーの有無を重視しないところもあります。
事前に複数の保険会社の審査基準を調べておくことで、加入しやすい会社を選ぶことができます。
3. 引受基準緩和型保険を検討する
引受基準緩和型医療保険は、通常の医療保険よりも告知項目が少なく、持病がある方でも加入しやすい保険です。タトゥーが理由で通常の保険に加入できない場合でも、この保険なら加入できる可能性があります。
保険料は通常の医療保険よりも高めですが、確実に保障を得たい方には有効な選択肢となります。
4. 保険代理店やFPに相談する
タトゥーがある方の保険加入に詳しい保険代理店やファイナンシャルプランナーに相談することで、加入しやすい保険会社を紹介してもらえます。専門家は各社の審査基準を熟知しているため、効率的に保険を探すことができます。
無料相談を行っている代理店も多いので、まずは気軽に相談してみることをおすすめします。
5. 複数社に同時申込みをする
1社に断られても諦めず、複数の保険会社に同時に申し込むことで、加入できる可能性が高まります。保険会社ごとに審査基準が異なるため、ある会社で断られても別の会社では承認されることがあります。
ただし、短期間に多数の申込みをすると審査に影響することもあるため、3〜4社程度に絞ることが賢明です。
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告知書でのタトゥーの伝え方と注意点
告知書にタトゥーの情報を記入する際は、正確かつ詳細に伝えることが大切です。曖昧な記載や虚偽の申告は、後々のトラブルにつながります。
ここでは、告知書に記入する際の具体的なポイントと、注意すべき事項を解説します。
| 記入項目 | 記入例 | 注意点 |
|---|---|---|
| 施術時期 | 2020年5月 | 正確な年月を記入 |
| 施術場所 | 都内のタトゥースタジオ | 具体的な店舗名や医療機関名 |
| タトゥーの部位 | 右腕、左足首 | すべての部位を記載 |
| タトゥーのサイズ | 右腕5cm×3cm、左足首2cm×2cm | おおよそのサイズを記入 |
| 施術後の健康状態 | 特に問題なし | 感染症などの有無を明記 |
注意ポイント
告知書には嘘を書かないこと。後で発覚すると契約が無効になる可能性があります。
実際の体験談:タトゥーがあっても医療保険に加入できた事例
ここでは、実際にタトゥーがある方が医療保険に加入できた体験談を紹介します。どのような状況で、どのように対応したかを知ることで、自分の場合の参考になります。
体験談を通じて、具体的な加入のイメージをつかんでください。
【事例1】小さなワンポイントタトゥーで審査通過
30代女性のAさんは、足首に3cm程度の小さなタトゥーがありました。告知書に施術時期と部位を正確に記載し、施術後5年以上経過していることを伝えたところ、問題なく審査を通過しました。
小さなタトゥーで、施術からある程度の時間が経過している場合は、比較的スムーズに加入できるケースが多いです。
【事例2】複数社申込みで1社が承認
40代男性のBさんは、腕に10cm程度のタトゥーがありました。最初に申し込んだ国内大手の保険会社では審査が通りませんでしたが、外資系の保険会社に申し込んだところ承認されました。
保険会社によって審査基準が大きく異なるため、諦めずに複数社に申し込むことが重要です。
【事例3】引受基準緩和型で確実に加入
50代女性のCさんは、背中に大きなタトゥーがあり、通常の医療保険では審査が厳しいと判断されました。そこで、引受基準緩和型医療保険に申し込んだところ、スムーズに加入できました。
保険料は通常の医療保険より月額1500円程度高くなりましたが、確実に保障を得られることを優先しました。
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タトゥー除去を検討した方がいいケースとは
タトゥーが原因で医療保険への加入が難しい場合、タトゥー除去を検討する選択肢もあります。ただし、除去には費用と時間がかかるため、慎重に判断する必要があります。
ここでは、タトゥー除去を検討すべきケースと、除去後の保険加入について解説します。
1. 複数社で審査に落ちた場合
複数の保険会社に申し込んでもすべて審査に落ちた場合、タトゥーが審査に大きく影響している可能性があります。この場合、除去を検討する価値があります。
ただし、除去には数回の施術が必要で、完全に消えるまでに1〜2年程度かかることもあります。
2. 大きなタトゥーがある場合
タトゥーのサイズが大きい場合や、複数箇所にある場合は、保険会社の審査が厳しくなる傾向があります。特に目立つ部位に大きなタトゥーがある場合は、除去を検討することで保険加入の選択肢が広がります。
除去費用は保険適用外となるため、10万円〜数十万円の費用がかかることを考慮する必要があります。
3. 就職や転職を控えている場合
保険加入だけでなく、就職や転職の際にもタトゥーが影響することがあります。特に、接客業や公務員などの職種では、タトゥーが問題となるケースがあります。
将来のキャリアプランを考慮して、早めに除去を検討することも一つの選択肢です。
4. 家計の見直しで保険料を抑えたい場合
タトゥーがあるために引受基準緩和型保険に加入している場合、保険料が通常の医療保険より高くなります。除去することで通常の医療保険に加入でき、月々の保険料を抑えることができます。
除去費用と保険料の差額を長期的に比較して、どちらが経済的かを判断することが大切です。
5. 将来的に保険見直しを考えている場合
現在は引受基準緩和型保険で加入できていても、将来的により手厚い保障が必要になる可能性があります。その際に、タトゥーがあると選択肢が限られてしまいます。
将来の保険見直しを見据えて、早めにタトゥー除去を検討することも賢明な判断です。
関連記事
FPに聞く!タトゥーと医療保険に関するリアルな疑問
実際にタトゥーを持つ方が、保険加入について気になるポイントをFPに質問しました。専門家の視点から、具体的なアドバイスをお届けします。
これから保険加入を検討する方にとって、参考になる情報が満載です。

30代女性
タトゥーがあることを告知しないで加入した場合、どうなりますか?
スマホdeほけん
告知義務違反となり、保険金が支払われない可能性が高いです。最悪の場合、契約が解除されることもあります。正直に告知することが、後々のトラブルを避ける唯一の方法です。

30代女性
タトゥーのサイズによって審査の厳しさは変わりますか?
スマホdeほけん
はい、一般的に小さなワンポイントタトゥーであれば審査への影響は少ないですが、広範囲にわたる大きなタトゥーの場合は審査が厳しくなる傾向があります。複数箇所にタトゥーがある場合も、より詳細な告知が求められることがあります。

30代女性
海外で入れたタトゥーは審査に影響しますか?
スマホdeほけん
海外の施術環境や衛生管理状況が不明な場合、保険会社はリスクを慎重に評価します。どこの国で、どのような環境で施術を受けたかを詳しく伝えることで、審査をスムーズに進めることができます。

30代女性
タトゥーを入れてからどのくらい経てば保険に入りやすくなりますか?
スマホdeほけん
明確な基準はありませんが、施術から3年以上経過し、健康上の問題が起きていない場合は、リスクが低いと判断されやすいです。最近施術を受けた場合は、感染症の潜伏期間を考慮して一定期間待つことを勧められることがあります。

30代女性
すでに医療保険に加入していて、その後タトゥーを入れた場合は報告が必要ですか?
スマホdeほけん
契約後にタトゥーを入れた場合、基本的に保険会社への報告義務はありません。告知義務は契約時のみに発生するものです。ただし、タトゥー施術に起因する健康トラブルは、給付金の対象外となる可能性があるため注意が必要です。

30代女性
タトゥーがあると生命保険やがん保険にも影響しますか?
スマホdeほけん
はい、医療保険と同様に、生命保険やがん保険でもタトゥーの告知が求められることがあります。特に、定期保険や終身保険などの終身保険では、健康状態の審査が厳しいため、タトゥーの有無が審査に影響する可能性があります。

30代女性
タトゥー除去中でも医療保険に加入できますか?
スマホdeほけん
除去治療中の場合、治療が完了するまで待つことを勧められることがあります。除去後、傷跡が完全に治癒してから申し込むと、審査がスムーズに進む可能性が高まります。ただし、保険会社によって対応は異なるため、複数社に相談することをおすすめします。
保険料シミュレーション
よくある質問:タトゥーと医療保険Q&A
Q1. タトゥーがあることを保険会社はどうやって確認するのですか?
A. 基本的には告知書の内容で確認します。ただし、保険金請求時の診断書や医療記録で発覚することもあります。正直な告知が最も重要です。一部の保険会社では、契約前に健康診断や面談を行うこともあり、その際にタトゥーの有無が確認されることがあります。
Q2. タトゥー除去費用は医療保険の対象になりますか?
A. 美容目的のタトゥー除去は医療保険の給付対象外です。ただし、医師が医療上必要と判断した場合は、治療の一環として認められるケースもあります。基本的には自費診療となり、1回あたり数万円の費用がかかることを想定しておく必要があります。
Q3. ヘナタトゥーやシールタトゥーも告知が必要ですか?
A. 一時的なヘナタトゥーやシールタトゥーは、皮膚に針を刺すものではないため、通常は告知の必要はありません。永久的なタトゥーのみが告知対象となります。ただし、アートメイクなど皮膚に色素を入れる施術は、告知が求められる場合があるため、不明な点は保険会社に確認することをおすすめします。
Q4. タトゥーがあると保険料が高くなりますか?
A. タトゥーがあることで保険料が高くなることは通常ありません。ただし、通常の医療保険に加入できず、引受基準緩和型保険に加入する場合は、保険料が2〜3割程度高くなります。審査に通過できれば、タトゥーの有無に関わらず同じ保険料で加入できます。
Q5. 家族にタトゥーがある場合、自分の保険加入に影響しますか?
A. 家族がタトゥーを持っていても、あなた自身の保険加入には影響しません。医療保険の審査は契約者本人の健康状態のみが対象です。ただし、家族が反社会的勢力と関係がある場合は、別の理由で審査に影響することがあります。通常のファッションタトゥーであれば、家族の状況は審査に関係ありません。
まとめ:タトゥーがあっても諦めずに保険加入を検討しよう
タトゥーがあるからといって、医療保険への加入を諦める必要はありません。保険会社によって審査基準は異なり、正確な告知と適切な保険会社選びで加入できる可能性は十分にあります。告知書には施術時期、場所、サイズなどを正直に記入し、複数の保険会社に相談することが成功への近道です。
どうしても通常の医療保険への加入が難しい場合は、引受基準緩和型医療保険という選択肢もあります。保険料は高めになりますが、確実に保障を得ることができます。タトゥーがあっても家計を守るための保険は必要です。専門家に相談しながら、自分に合った保険を見つけていきましょう。
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監修者からひとこと
外資系保険会社での営業経験を活かし、現在はお金に関するコラムの執筆を行っています。保険や家計、資産形成など、日々の暮らしに役立つ情報をわかりやすく伝えることを大切にしています。AFPおよび2級ファイナンシャル・プランニング技能士の資格を持ち、実務経験と専門知識の両面から、信頼性の高い情報提供を心がけています。
保有資格
AFP・2級FP技能士
専門分野・得意分野
生命保険・社会保障・金融全般に精通。保険業界での実務経験をもとに、ユーザー目線で正確かつ中立的な情報発信を行っています。

スマホdeほけん編集部監修者
ファイナンシャルプランナー
タトゥーを持つ方の保険加入相談は年々増えています。重要なのは、タトゥーの有無を隠さずに正直に告知することです。告知義務違反は後々大きなトラブルにつながります。保険会社によって審査基準は大きく異なるため、1社で断られても諦めず、複数社に相談することをおすすめします。外資系やネット系の保険会社の中には、タトゥーに対して柔軟な審査を行うところもあります。
また、引受基準緩和型保険は保険料が高くなりますが、確実に保障を得られるメリットがあります。家計とのバランスを考えながら、まずは何らかの保障を持つことが大切です。タトゥーがあっても、適切な保険選びと正確な告知によって、安心できる保障を手に入れることは十分に可能です。